参加資格とチーム構成 ▼
- 参加資格 高校生であること
- チーム構成 チームは1名のコーチと2名もしくは3名の選手で構成されていること
- 競技会で使用できるコントローラは1台(ワンチップ)である
ロボット規格 ▼
- 競技ルールで特別に定めた場合を除いて,スタート前のロボットの最大サイズは250mm×250mm×250mm以内であること
- 競技会で使用できるコントローラは1台(ワンチップ)である
- 競技会で使用するモータとセンサの数については制限しない
- 動作中のロボットに干渉や補助のいかなる行動も禁止である.この規則に反したロボットはその競技に於いて失格となる
- ロボットは自律型であり,自力でミッションを終えることができること. 無線操縦,リモコン,有線でのコントロールは禁止である. この規則に反したロボットはその競技に於いて失格となり,直ちに競技を終えなくてはならない
機材 ▼
- 競技ルールで特別に定めた場合を除いて,参加チームは市販されているロボットシステムを使用すること. ロボットの制御部はワンチップマイコンでなくてはならない.ロボットの電源電圧規格は9V以下であること. モータは最大3つ,センサ類(光センサ・タッチセンサなど)は最大4つまで接続可能であり, 制御部とはケーブルで接続されていること.また,制御プログラム作成ツールはロボットシステムに専用に開発され, 市販されていること
- 競技で使用する材料,ソフトウェア,コンピュータをすべてチームごとに用意すること
- 各チームはスペアパーツを十分に考慮すること.もし材料にアクシデントや故障があった場合でも,委員会はいかなる修理や交換の責任も追わない.コーチはいかなる指示のためにもコートにはいることはできない
- パーツを補強するためのねじ,接着剤,テープは禁止である.このルールが守られない場合はその競技において失格となる
- 使用できるモータやセンサは市販されている状態で使用すること.また,いかなるパーツの改造も認められない.この規則に反したロボットはその競技に於いて失格となる
競技会 ▼
- 競技会は2回走行をおこない、得点の高いほうをチーム得点とする。 同点の場合はもう一つの競技得点の高いほうを上位とする。さらに同点の場合は同順位とする
禁止事項 ▼
- 競技コート,掲示物や他チームのロボットを壊すこと
- 危険物を使用すること.妨害行為となりうる行為
- 他チーム,観客,審判やスタッフへの暴言
- その他,審判が妨害や不正とみなす可能性のある状況を作り出すこと
コート ▼
コート規定
- コートは2340mm×1140mmの大きさ(外壁を除く)、100mmの高さで、 白色を基調としている。黒線は幅18mm。黒丸の直径は100mmである。
- スタートエリアは400mm×360mmの大きさである。 三角柱は2辺が120mmの直角二等辺三角形で、高さは100mmの大きさ。
- 400mm幅のゲートがある。
- 三角柱はコートに固定されている。
- ターゲットは缶で、最大345gである。缶の重さは大会当日朝に発表される。 (今大会では中身がなかったので0g)
- ピンポンボールは固定されたLEGOブロック(2×2 高さ約5mm)の上に置かれる。
LEGOブロックの位置は大会当日の朝に発表される。(今大会では、上図のように4×4ではなく2×8)


ルール ▼
- 競技は2分間(120秒)でおこなう。
- ロボットはスタートエリアからスタートする。 スタート前にはロボットのどのパーツもスタートエリアから出てはいけない。
- ロボットはスタートエリアからスタートし、4つのターゲットを倒し、 ピンポン玉をポイントゾーンへ運ぶ。ターゲットを倒す順序やボールを運ぶ順序は決まっていない。
ミッションポイント
- ゲート通過ポイント(最初のみ) 10点
- ピンポン玉をポイントゾーンへ運ぶ 各10点
時間ポイント
- スタートしてから4つのターゲットを倒すまでにかかった時間(秒)をミッションタイムとして、 30秒から引いたものを時間ポイントとする。
- 時間ポイント=(30秒―ミッションタイム)×10
ただし、30秒以上かかった場合はタイムポイントはない。
定義
- ゲート通過:ロボットの全てのパーツがゲートを通過すること。
- 落下:ロボットが三角柱上からターゲットを落とすこと。